B&W 805D3 – 「オーディオ」のアガり

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805D3

なんだかすごいことになっちゃったぞ……?

何故買った?

呼ばれたから……。

コロナ禍で延期となった結婚式を控えた2020年9月、
なんとなくAVアンプ(Marantz NR1711)を買い、フロントスピーカーにALR/Jordan Entry Siを使っていました。
50インチテレビのフロントにはちょっと物足りない気がする、と感じていました。センタースピーカーでも、と思いましたがこれもなにか違う。。
AVアンプ選定前に「サウンドバーで良いのでは?」とも思いましたがゲーム機との接続(SwitchやPS4,5との切り替え)が不便みたいなので断念。

B&Wの805シリーズはずっと憧れていて、Harbethを選んだときも「これなら間違いないけど手が出ない」となって結局諦めていました。
(冷静に考えたらHarbethもiQ30も実家にあるんだからこれを持ち出せばよかったのである。)
あれから8年、ふとヤフオクを眺めていると、805D3なるものが。
当然憧れていた805Diamondの後継っぽいことは名前を見ればわかります。当時は手が出ませんでしたが、今ならなんとか出るかも?
と気づけば入札ボタン連打して勝利していました。流石に金額が大きくてしばらく眠れませんでした。
「謝るくらいなら最初から買うな、生活に差し障るわけではないでしょう」と寛大?な妻に感謝。
いや、この散財が積み重なって将来詰むと思うんですけど、とは言わない私です。

そして2つの巨大な段ボールが着弾。

さて、セッティング

ここでマトモな神経していれば、「じゃあ専用スタンドを買うか」となるのですが、変にケチる精神があるので普通のスタンドは買いたくありません。というか高い。
というわけで、創造の館 音楽苦楽部 | オーディオを科学的に考え、理論と実験により真実を探求しますと崇めて色々やっていきます。
(そもそもこのサイト的の管理者的には805D3は低能率でダメダメスピーカーなのですが、それはおいておく)

設置環境はリビングのテレビ横で、つまり805D3の音でテレビを見ます。アニメも見ます。

スタンド

スチールラック!!!
マジですよ。アイリスオーヤマです。
スチールラックのメリットは高さと天板サイズを任意に選べることですね。このおかげでどんなスピーカーでもだいたい対応できます。
耳の高さとツィーター高さが一致するようにポールを選びました。ポール長もだいたい自由自在です。
転倒問題だけがネックです。スチールラックとスピーカーはスピーカー側に雌ねじがあるのでかんたんに固定できます。M6のネジとプレートで留めてます。本当は|_|の形でプレートを組み立てて固定するつもりだったんですが、うまく行かなかったので単純にプレートで挟む形です。たぶん大地震がおきるとスピーカーとラックがズレて転倒です。
そもそもトップヘビーになるので、下にコンクリ石でも買ってきて重石にするくらいでしょうか。ここは模索中です。今のおうちは安賃貸なので木ネジつきのフックとターンバックル、ワイヤーで固定してます。。

オーディオボード

スチールラックだけでしばらくやってたんですがどうにも気分が乗らない(笑)ので、土台に石の板を置くことにしました。いわゆるオーディオボードですね。
安く上げたいなぁと色々調べていたんですが、結局江戸の小町さんに発注しました。山西黒、厚さ20mm、サイズ指定2枚で10000円ちょっとでした。他のオーディオボードと大差ないかもしれません。。

導入ですが、はっきりいって効果てきめんでした。
原理がよく分からんのですが、これは絶対あったほうが良いです。

吸音材

スピーカーの真横・真後ろが壁なので、気休め程度に吸音材を貼り付けてます。
定在波が出るような低い周波数だと吸音材なんてほとんど効果ないんですけどね。

使い方

テレビスピーカーとして

お高いテレビスピーカーですね。
普段はテレビやゲームのスピーカーとして活躍してます。
不思議なんですけどこれで音楽番組とか聞いてても全然音質良く感じないんですよね。
テレビの音源の限界なのか、音量が低いのか。

Entry Siはサラウンドスピーカーにしていました。
ラックはダイソーのスチールラックです。安い。ラックの高さが低すぎたからか、サラウンドとしてはいまいちだったように思います。一応NR1711の機能でバランス調整は掛けましたが、やはり角度をつけるとかお手当が必要だったと思います。
子どもが産まれたタイミングでサラウンドスピーカーは撤去しました。
EntrySiはデスクトップスピーカーかタンスの肥やしです。

オーディオスピーカーとして

実はCDプレーヤーの類はありません。欲しくないかといえば欲しいんですけど、別にレコード聴かないですし。
パソコンのfoobar2000でメディアサーバを建てて、NR1711のHEOS機能でキャストして聴きます。
デスクトップパソコンを一々起動しないといけないのが面倒ですが、さすがに常時起動のメディアサーバは用意できないので……。LANの帯域だけの問題だと思うので、ノートパソコンで組んでも良いかもしれませんね。

音の感想

実は音の感想なんて本質的にどうでも良いのです。
手元に長年憧れたスピーカーが有る。この満足感が大事なのです。
アンプも普通このクラスのスピーカーとは組み合わせないAVアンプです。
メディアプレーヤすらありません。

それで良いのです。

と思わせてくれるのが「憧れのスピーカー」の良いところだと思います。

しかし無駄金のかかる人間である……。

とか悟ったことをいいつつ、Accuphaseのパワーアンプとか定期的に興味が湧いちゃうんですよね。
しかし流石に高い……あとこれ導入したらプリの部分がAVアンプなのも絶対引っかかってくるので。
そして普通のプリアンプにしちゃうとテレビで使えなくなるから、やはりオーディオルームが必要になります。しかしそうなると性格上音楽あんまり聴かなくなっちゃう<んでやはりやる価値がない。
結局2ch環境になっちゃってるので、サラウンドとかどうなの?という感じですけど意外にスピーカー2つでもちゃんと横から音が聞こえてきたりします。定位の良さとか…?

思うこと……

音量が小さいとアニメの声がちゃんと聞き取れないことが多いです。ニュースとかバラエティは普通に聞けるんですけどなんでなんでしょうか。
老化かな、と思ったんですが深夜帯はテレビのスピーカーにしてて小音量でも聞きづらい、と思うことはほぼないのでたぶん小音量が向かないスピーカーです。
別に近所迷惑になる音量でもないと思いますが……。

あと、ゲームや音楽再生だと同じ音量設定でも明らかに出てくる音圧が違います。
ソースの問題なのか、アンプの設定の問題なのかよくわからないですが。

アフィリエイトタイム

・スピーカーケーブル(ベルデン)
NR1711の出力ごとにバイワイヤリング(疑似バイアンプ)してます。これははっきりと気分の問題ですね。

・圧着端子
805D3にケーブル圧着してます。暫く使ってますが圧着端子側が電蝕?起こしてるっぽいです。
ちなみに805D3のスピーカーターミナルはOFC(無酸素銅)削り出しのクロムメッキとのことです。

・スチールラック
アイリスオーヤマ メタルラック 棚板 ポール径19mm 幅45×奥行25cm 耐荷重75kg メタルミニ ホワイト MTO-425T

・ラックの足

・スピーカーとスタンドの固定用

・吸音材(オーディオ用の凝った形のが良いのかは分からない)

・両面テープ(壁紙に使えるかはちゃんと確認しましょう)

・アンプ(NR1711)